静かに濁る
大野から連絡が来たのは、六年ぶりのことだった。彼は大学で最初にできた友人だった。最初の、というより、唯一の、と言った方が正確かもしれない――。
本文を読む →Notes from the End of Youth
Notes from the End of Youth
音楽を始めて13年。正直に言えば、いまだに鳴かず飛ばずだ。それでも、辞められなかった。辞める/辞めない、売れる/売れない——そんな物差しの外側で、音楽は自分にとってのライフワークなのだと、この数年で実感するようになった。
全文を読む →アルバム『29歳』に収録される楽曲と呼応する、書き下ろしの短編小説集。
「いってきます!」玄関のドアがバタンと音を立て、優樹が小さく跳ねるように駆け出していく。柔らかい朝の光に揺れる髪と、背中越しの声だけが部屋に残った――。
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アルバム『29歳』に収録された数曲には、2013年に録音された自宅音源がある。
ここに残しているのは、そのときのままの音。
原題: 道しるべ
1996年生まれ、神奈川県出身の音楽家。
2014年、竹友あつき名義でEP『17歳』をリリースし、音楽活動を開始。瑞々しいソングライティングと透明感のある歌声が評価され、現役高校生シンガーソングライターとして注目を集める。
バンド活動を経て、2020年よりセルフプロデュース体制へ移行。作詞・作曲・編曲を中心に作品の世界観を自ら構築し、ドラマや映画の主題歌にも起用される。
近年は音楽クリエイター・Nolzyとして、リリース、ライブ、楽曲提供、プロデュースなど活動の幅を広げている。2020年から2025年までに発表した作品はNolzy名義で配信されている。
そして2026年、デビューEP『17歳』から12年後の現在地を映し出す新作アルバム『29歳』をアツキタケトモ名義で発表予定。
Born in 1996 in Kanagawa, Japan. A songwriter, composer and producer.
In 2014, he began his career with the EP 17歳 (Seventeen), released under the name Atsuki Taketomo (竹友あつき). His fresh songwriting and translucent voice drew attention as a high-school singer-songwriter.
After playing in bands, he transitioned to self-production in 2020, crafting the worldview of his works himself — writing, composing and arranging — with songs featured as theme music for TV dramas and films.
In recent years, he has broadened his reach as the music creator Nolzy, releasing solo work, performing live, and writing and producing for other artists.
In 2026, twelve years after the debut EP 17歳, he will release his new album 29歳 (Twenty-Nine) under the Atsuki Taketomo name, as a reflection of where he stands now.